2012年05月30日-1
2012年度改正で自動車重量税が免除されるクルマ

 2012年度税制改正で、排出ガス性能及び燃費性能の優れた環境負荷の小さい検査自動車のうち、2012年5月1日から2015年4月30日までの間に新車に係る新規検査を受けるものについて、改正前の特例措置を見直し、次の検査自動車に係る自動車重量税については免除される。(イ)電気自動車、(ロ)天然ガス自動車のうち、2009年排出ガス規制に適合し、かつ、2009年排出ガス規制値より10%以上窒素酸化物の排出量が少ないもの。

 (ハ)プラグインハイブリッド車、(ニ)(イ)から(ハ)までに掲げる検査自動車以外の検査自動車で次に掲げるもの。(a)乗用車及び車両総重量が2.5トン以下のバス・トラックで2005年排出ガス規制に適合し、かつ、2005年排出ガス基準値より75%以上窒素酸化物等の排出量が少ない自動車のうち、2015年度燃費基準値より20%以上燃費性能の良いもの(ガソリン自動車に限る)。

 (b)車両総重量が2.5トンを超え3.5トン以下のバス・トラックで、2005年排出ガス規制(ディーゼル自動車にあっては2009年排出ガス規制)に適合し、かつ2005年排出ガス基準値より75%以上(ディーゼル車にあっては2009年排出ガス基準値より10%以上)窒素酸化物等の排出量が少ない自動車のうち、2015年度燃費基準値より10%以上燃費性能の良いもの。

 (c)自動車総重量が3.5トンを超えるディーゼル自動車のバス・トラックで、2009年排出ガス規制に適合し、かつ、2009年排出ガス基準値より10%以上窒素酸化物等の排出量が少ない自動車のうち、2015年度燃費基準値より10%以上燃費性能の良いもの。(d)2009年排出ガス規制に適合したディーゼル自動車(乗用車)。なお、これらの次世代自動車及び2015年度燃費基準20%超過達成車は、2回目の車検時の自動車重量税も50%軽減される。

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