国税庁はこのほど、2012年度（第62回）税理士試験を７月31日～８月２日の３日間、全国12の受験地で行うことを発表した。初日は簿記論・財務諸表論・消費税法または酒税法、２日目は法人税法・相続税法・所得税法、３日目は固定資産税・国税徴収法・住民税または事業税の各科目を実施する。ちなみに、昨年の第61回試験では、４万9510人が受験し、合格科目が５科目に達した1094人の税理士が誕生している。
受験案内及び申込用紙の交付は、４月19日から５月25日までの間に各国税局等で行う。郵便で申込用紙等を請求する場合は、５月14日までに、封筒の表面に「税理士請求」と赤書の上、返信用封筒（Ａ４判大）を同封して、１人１部ずつ請求する。また、受験申込みの受付期間は５月15日から５月25日までの間。郵便での受験申込みは、申込書類が完備しており、かつ５月25日までの通信日付印のあるものに限り受け付ける。
国税電子申告・納税システム（ｅ－Ｔａｘ）で受験申込みを行う場合（利用可能時間は午前８時30分から午後９時まで）は、５月25日までに受験申込手続きを完了し、かつ、５月25日までに申込書類の全てにつき提出があったものに限り受け付ける。申込書類を郵送する場合は、５月25日までの通信日付印のあるもの（料金後納郵便または料金別納郵便については５月25日までに到着したもの）に限り受け付ける。
申込書類は、(1)税理士試験受験願書・税理士試験受験申込書、(2)受験票、(3)受験資格を有することを証する書面、の３点となっている。合格者の発表は、今年12月７日の予定であり、税理士試験の合格者について、発表予定日の官報にその受験地・受験番号・氏名を掲載する。なお、受験手数料は、１科目3500円から５科目7500円まで、受験科目数に応じて決められている。
税理士試験の受験地、申込用紙等交付場所、受験申込受付場所は↓
http://www.nta.go.jp/sonota/zeirishi/zeirishishiken/shiken/kokoku/01.htm#hyo01