2011年10月05日-1
国税庁が社会人経験者を税務職員として採用へ

 国税庁は、大学卒業後、民間企業、官公庁等で正規職員として従事した職務経験年数が、2011年10月1日現在で通算して7年以上となる人(ただし、各職務経験の期間は、6ヵ月以上あること(6ヵ月未満の職務経験は、通算年数に含めない))を対象に、職員採用試験(社会人経験者)を実施する。募集するのは、東京国税局(採用予定人員30人)及び関東信越国税局(同10人)。採用は2012年4月1日。

 次の分野での職務経験や資格を持つ人は積極的に評価される。(1)法人等の財務・経理、(2)金融機関等における貸付等に関する職務、(3)証券会社等における資金運用等に関する職務、(4)税理士・公認会計士等の業務の補助、(5)官公署における国税・地方税の賦課・徴収、(6)日商簿記2級以上の資格等、(7)税理士試験における税法(国税)に属する科目(所得税法、法人税法、国税徴収法等)のうち、1科目以上の合格者。

 選考スケジュールは、エントリーが2011年10月13日(木)~10月28日(金)、第1次選考が経験小論文(経歴評定、職務経験についての論文による試験)、第2次選考が基礎能力試験(11月20日(日))、第3次選考が人物試験、課題討議(12月17日(土)・18日(日))、最終選考が採用面接、身体検査(2012年1月10日(火))、合格発表が2012年1月23日(月)となっている。

 採用者は、東京国税局管内及び関東信越国税局管内の税務署において、国税調査官または国税徴収官(原則として税務職2級(東京特別区勤務の場合で給与約26万円、さいたま市勤務の場合で約24万円))として採用され、国税の賦課・徴収等の事務を行う。なお、採用後、税務大学校で3ヵ月程度の研修を受講し、2012年6月頃税務署に配属される。エントリーは、下記URLへ。

 https://www.e2r.jp/eARTH/e2r/user/html/PageHtml?deliverID=32&pageID=22

ウィンドウを閉じる