2011年09月07日-1
税大が11月14~16日に「公開講座」を開催

 税務大学校では、今年度も「税を考える週間」(11月11~17日)に合わせて、11月14日(月)から16日(水)までの3日間、埼玉県和光市の和光校舎で2011年度「公開講座」を開催する。同講座は、一般人を対象に、租税に関する知識の普及や納税意識を高めることを目的に1994年から始まったもの。受講希望者は、はがき、FAXまたは同校のホームページから10月31日までに申し込むこと。

 今年で18年目を迎える今回の講座では、大学教授、税務大学校教授等を講師に、生活支援型個人信託と税制、寄附金控除制度の役割、暮らしの中の所得税、江戸時代の年貢、最近の移転価格税制の動向、源泉所得税のあらましなど、バラエティに富んだテーマで6講座が予定されている。時間は、11月14~16日の各日13時45分~16時50分で1講座のみの受講も可能となっている。

 講座の内容は、初日の14日が「支え合う社会における生活支援型個人信託と税制」(岩崎正明横浜国大法科大学院教授)、「わたしたちの社会参画と税制」(酒井克彦国士舘大法学部教授)、15日は、「暮らしの中の所得税」(佐々木信義税大教授)、「江戸時代の年貢」(堀亮一税大研究調査員)、16日は、「最近の移転価格税制の動向」(田中俊久税大教授)、「源泉所得税のあらまし」(杉尾充茂税大教授)。

 受講申込みは、郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号・職業及び受講希望日(1日単位)を必ず記載のうえ、ハガキまたはファックスで税務大学校和光校舎公開講座担当(〒351-0195埼玉県和光市南2-3-7、FAX:048-467-1951)宛てに、10月31日までに申し込む。受講料は無料だが、申込者が多数の場合は申込期限前でも募集が締め切られることもあるので早めの申込を。

 税大では、税に関する仕事や研究に携わる専門家から普段あまり税に縁のない一般納税者まで、多くの人に聴いてもらえるように、多様な内容を設定したとして、気軽な参加を呼びかけている。また、昨年の参加者からは、「とても興味深い話だった」、「論点が整理され、大変分かりやすい講義だった」といった声が寄せられているという。

 インターネットでの申込みは、公開講座申込画面から↓
 https://www.nta.go.jp/ntc/suggestion/koza/input_form.html

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