2011年04月20日-1
今年の税理士試験は8月2~4日の3日間で実施

 国税庁はこのほど、2011年度(第61回)税理士試験を8月2日から4日の3日間、全国12の受験地で行うことを発表した。初日の2日は簿記論・財務諸表論・消費税法または酒税法、3日は法人税法・相続税法・所得税法、4日は固定資産税・国税徴収法・住民税または事業税の各科目を実施する。ちなみに、昨年の第60回試験では、5万1468人が受験し、合格科目が5科目に達した999人の税理士が誕生している。

 受験案内及び申込用紙の交付は、4月21日から5月27日までの間に各国税局等で行う。郵便で申込用紙等を請求する場合は、5月16日までに、封筒の表面に「税理士請求」と赤書の上、返信用封筒(A4判大)を同封して、1人1部ずつ請求する。また、受験申込みの受付期間は5月17日から5月27日までの間。郵便での受験申込みは、申込書類が完備しており、かつ5月27日までの通信日付印のあるものに限り受け付ける。

 申込書類は、(1)税理士試験受験願書・税理士試験受験申込書、(2)受験票、(3)受験資格を有することを証する書面、の3点となっている。合格者の発表は、今年12月9日の予定であり、税理士試験の合格者について、発表予定日の官報にその受験地・受験番号・氏名を掲載する。なお、受験手数料は、1科目3500円から5科目7500円まで、受験科目数に応じて決められている。

 また、今年の税理士試験に関しては、留意事項を示し、(1)節電対策に協力するため、試験会場によっては、クーラーを使用できない、証明が若干暗くなるなどの不便をかける可能性があること、(2)電力事情等により、試験実施中に試験の継続が困難になった場合には、その継続困難になった試験室でその試験科目を受験していた者のみを対象に、今年10月ごろ再試験を行う予定であること、などの注意を呼びかけている。

 税理士試験の受験地、申込用紙等交付場所、受験申込受付場所は↓
 http://www.nta.go.jp/sonota/zeirishi/zeirishishiken/shiken/kokoku/01.htm#hyo01

 税理士試験に関する留意事項は↓
 http://www.nta.go.jp/sonota/zeirishi/zeirishishiken/ryui_jiko/index.htm

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