2010年04月19日-1
2009年1世帯あたり年間消費税負担は17万2千円

 日本生活協同組合連合会がこのほど発表した「家庭で負担した消費税の調査」結果速報によると、2009年の年間消費税負担額は、1世帯あたり平均17万2000円だった。収入に占める割合は2.46%、消費支出に占める割合は3.54%で、消費支出が伸びることのない状況のなかでは、金額・割合ともにここ数年大きな変化はない。今回の消費税の調査は、50生協833世帯(有効回答数)の協力で、1年間の消費税の負担実態を集計したもの。

 過去10年間の推移をみると、消費税が3%で導入された1989年は、消費税負担額が10万4137円、収入に占める割合が1.57%、消費支出に占める割合が2.16%だったが、消費税率が5%に引き上げられた1997年は、消費税負担額が18万2260円、収入に占める割合が2.23%、消費支出に占める割合が3.24%となり、いずれも大きく上昇した。それ以後は同じような水準で推移している。

 また、2009年の1世帯あたり年間消費税額を所得階層別にみると、負担額は、年収「1000万円以上」の世帯で27万4000円、「400万円未満」の世帯で10万2000円と2.68倍となっている。しかし、年収に占める負担割合では、「400万円未満」の世帯で3.30%と高く、「1000万円以上」世帯の2.12%の1.56倍という負担率となっている。年収に占める負担割合は、低収入世帯ほど高い状況が分かる。

 なお、回答833世帯の世帯主平均年齢は53.2歳、平均家族人数は3.3人で、全体の71.9%が給与所得世帯、25.2%が年金世帯、2.9%が自営業・その他世帯となっている。給与所得世帯の年収は、「600~800万円未満」が26.5%、「400~600万円未満」が23.5%など、平均791万円、また、年金世帯の年収は、「400~600万円未満」が45.7%、「400万円未満」が36.7%など、平均が466万円となっている。

 同調査結果の詳細は(「全国生計費調査」の12~14P)↓
 http://jccu.coop/info/pressrelease/pdf/press_100326_01_01.pdf

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