2010年01月12日-1
今月18日から確申期のe-Taxを24時間受付

 2009年分の確定申告は来月2月16日(火)から始まる。所得税と贈与税の申告・納税は3月15日(月)、個人事業者の消費税等の申告・納税は3月31日(水)がそれぞれ申告期限となる。国税庁は、今年の所得税確定申告期の納税者サービスの一環及びe-Tax(国税電子申告・納税システム)のさらなる普及促進に向けて、今月18日からe-Taxの受付を24時間とすることを明らかにした。

 確定申告期におけるe-Taxの申告・申請・届出等の送信可能時間及び電子納税の24時間利用可能サービスは、2007年の確定申告期に初めて実施された。その結果、大幅に利用件数が増加して2006年度の政府のオンライン利用促進のための行動計画における目標利用率をクリアした要因の1つに挙げられ、以後毎年行われるようになった。07年分では1月28日、08年分では1月19日に繰り上げて実施されていた。

 昨年2月から5月にかけて国税庁が実施した「e-Taxの利用に関するアンケート」によると、利用した時間帯の4割以上を午後9時過ぎから翌朝の9時前が占めている。こうした結果を踏まえ、今回の2009年分でも1月18日(午前8時30分から)から申告の最終日となる3月15日まで24時間の受付(送信可能)を行うことにより還付申告者のe-Tax利用を促し、利用率の上昇を目指す。

 また、e-Taxソフトやその利用のためのパソコン操作などの問い合わせに電話で対応する専門窓口「ヘルプデスク」の受付時間も、1月18日~3月15日までの月曜日~金曜日(祝日除く)及び2月21・28、3月7・14日の日曜日の午前9時~午後8時まで受け付ける。なお、3月16日の0時を過ぎて受信した2009年分の所得税確定申告のデータは、期限後に提出されたものとなるので注意したい。

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