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18年大手企業の賃上げ率は2.53%と高水準〜経団連

経営関連情報 - 2018年07月13日

 日本経団連が10日に発表した2018年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果の最終集計によると、大手企業の賃上げ率は2.53%と1998年(2.62%)以来20年ぶりの高水準となったことが分かった。同調査は、原則、東証一部上場企業、従業員500人以上の主要21業種大手252社を対象に実施した。最終集計は、20業種191社(75.8%)で妥結しているが、このうち平均金額不明などの75社を除いた116社の回答を比較したもの。

 調査結果によると、妥結金額は8539円、伸び率は2.53%となった。回答企業の2017年の実績と比べると、金額で784円、率で0.19ポイントともに増加している。2018年の賃上げ率2.53%は1998年以来20年ぶりの高水準で、5年連続で2%台の伸び率を確保した。金額の8539円も2015年(8157円)以来3年ぶりに8000円台に乗せ、人手不足に伴う企業の対応や好調な業績を反映した。

 製造業・非製造業別にみると、製造業(100社)平均は、妥結金額が8044円、伸び率が2.48%で、2017年実績と比べ、金額で796円、伸び率で0.22ポイントともに増加。また、非製造業(16社)平均は、妥結金額が1万554円と昨年に引き続き1万円台に乗せ、伸び率が2.66%で、2017年実績と比べ、金額で402円、伸び率で0.02ポイントともに増加した。非製造業の妥結金額、伸び率は微増ながら全体を押し上げた格好だ。

 業種別にみると、妥結金額は、「建設」(8社)が1万6463円と唯一1万円台に乗せて最も高く、次いで「自動車」(17社)の8995円、「商業」(2社)の8814円、「ホテル」(2社)の8024円、「化学(硫安含む)」(23社)の7757円などが続く。また伸び率では、「ホテル」の3.30%が最も高く、次いで「建設」の3.21%、「自動車」の2.69%、「機械金属」の2.56%(妥結金額7756円)、「繊維」(15社)の2.46%(同7619円)などが続いている。

 2018年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果は↓
http://www.keidanren.or.jp/policy/2018/055.pdf



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