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3割強の中小企業で補助金や助成金を活用〜信金中金

経営関連情報 - 2018年07月02日

 信金中央金庫が中小企業景気動向調査の中で実施した「中小企業経営に関する各種支援制度の利用の特別調査」結果(有効回答数1万4225社)によると、国や都道府県等が実施している補助金や助成金を「利用したことがある」企業は31.4%と3割強となった。規模が大きいほど活用の割合が高い傾向にある。活用した制度の内訳は、「雇用・人材・健康」(9.7%)が最も多く、次いで「研究開発・設備投資」(9.3%)が続いた。

 商談会やビジネスフェアの参加状況は、「参加したことがある」企業は27.2%。参加した商談会等の内訳は、「ビジネスフェア来場(業者向け)」が8.9%で最多、次いで「ビジネスフェア出展(業者向け)」が8.2%で続いた。また、「参加したが役に立たなかった」企業が5.1%あった。一方、参加しなかった理由は、「適当な商談会等がない」(38.6%)、「知らない・関心がない」(20.9%)、「手間や費用がかかる」(13.3%)などが挙げられた。

 公的機関等が主催するセミナーについては、「参加したことがある」企業が40.4%だった。内訳は、「補助金活用」(12.0%)、「販路拡大・マーケティング」(11.8%)、「事業承継・相続・M&A支援」(11.6%)、「人材確保・育成」(11.2%)が多かった。業種別では、製造業で「補助金活用」、卸売業と小売業で「販路拡大・マーケティング」、不動産業で「事業承継・相続・M&A支援」がそれぞれ最も多く、役立っているセミナーに差がみられた。

 専門家派遣や相談窓口については、「利用したことがある」企業は26.3%だった。業種別では、製造業で利用の割合が高い傾向にあった。利用したことがある専門家派遣や相談窓口の内訳については、「税務・財務・会計」が11.7%で最も多く、以下、「販路開拓・営業支援」(8.8%)、「人事・労務」(6.1%)が続いた。ほぼ全ての規模階層や業種で「税務・財務・会計」の回答割合が多い傾向にあった。

 支援制度に係る情報の入手先については、「メインバンク」(33.2%)が最も多く、以下、「商工会議所・商工会」(19.8%)、「公的機関(区市町村・中小機構等)」(10.8%)、「知人・同業者等」(10.3%)、「メインバンク以外の金融機関」(10.3%)が続いた。一方で、「支援制度を利用していない」との回答は42.6%となった。とりわけ、規模の小さい企業で利用していない割合が高い傾向にある。

 同調査結果は↓
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=95442&code=8421



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