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3月の倒産は760件、2ヵ月連続の前年同月比減少

経営関連情報 - 2018年04月13日

 帝国データバンクがこのほど発表した法的整理による全国企業倒産状況(負債1千万円以上)によると、3月の倒産件数は760件で、前月比では27.5%の増加となったものの、前年同月比では5.8%の減少となり、2ヵ月連続で前年同月を下回った。業種別では7業種中、小売業や卸売業、サービス業などの4業種で、地域別では9地域中、北海道や関東、中部、近畿の4地域で、それぞれ前年同月に比べ減少した。

 一方、負債総額は3489億⃣5900万円(前月887億4600万円、前年同月1695億8500万円)となり、前月比は293.2%増、前年同月比でも105.8%増とともに大幅増加となり、6ヵ月ぶりに前年同月を上回った。負債100億円以上の倒産は2件発生したものの、大型倒産は低水準が続き、小規模倒産が約6割を占めた。負債総額が大幅に増えたのは、ジャパンライフ(株)(東京都、破産)が2405億円と約7割を占めたことによるもの。

 業種別にみると、7業種中4業種で前年同月を下回った。このうち、小売業(170件、前年同月比8.1%減)は3ヵ月連続、卸売業(99件、同26.1%減)、サービス業(177件、同2.7%減)の2業種は2ヵ月連続、運輸・通信業(24件、同29.4%減)は4ヵ月ぶりの前年同月比減少。一方、不動産業(25件、同31.6%増)など3業種は前年同月を上回った。小売業は、飲食料品小売業が3ヵ月連続、衣料品小売業が4ヵ月連続で前年同月を下回った。

 負債額別にみると、負債5000万円未満の小規模倒産は463件、構成比は60.9%となり、63ヵ月連続で過半数を占め、依然として小規模倒産が過半を占める傾向が続いた。資本金別では、個人経営と資本金1000万円未満の合計が501件で構成比は65.9%となり、2000年以降で最高となった。負債5000万円未満の倒産では、卸売業(54件、前年同月比20.6%減)、運輸・通信業(12件、同14.3%減)など7業種中4業種で前年同月を下回った。

 地域別にみると、9地域中、北海道(27件、前年同月比10.0%減)、関東(275件、同15.1%減)、中部(106件、同14.5%減)、近畿(182件、同13.3%減)の4地域で前年同月比二ケタの減少となった。東京都と大阪府の減少が大きく全国の件数を押し下げた。一方、東北(33件、同65.0%増)、九州(57件、同50.0%増)など5地域は前年同月比二ケタの増加となった。

 同倒産状況の概要は↓
http://www.tdb.co.jp/tosan/syukei/1803.html



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