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新卒者の就職活動、「仕事内容」「勤務地・配属先」重視

経営関連情報 - 2018年04月04日

 産労総合研究所がこのほど発表した「2018年度新卒者の採用・就職と特徴に関する調査」結果(有効回答数:新卒予定者109人、大学キャリアセンター36校、就職・採用支援者13人、企業66社)によると、2018年度新卒者の採用に当たり、企業又はキャリアセンターが重視して示した企業情報(複数回答)は、「仕事内容」(80%)、「企業のミッション(目的、事業領域)」(56%)、「求める人材像」(55%)などが多かった。

 一方、2018年度新卒者が就職活動の際に重視した情報(複数回答)は、「仕事内容」(83%)、「勤務地・配属先」(70%)、「休日」(58%)などが多かった。企業又はキャリアセンターと2018年度新卒者の重視度の差が大きい項目をみると、企業又はキャリアセンターがより重視していたのは、「若手社員の声」、「求める人材像」、「企業のミッション」である一方、2018年度新卒者が重視していたのは、「勤務地・配属先」、「休日」などだった。

 2018年度新卒者が就職活動の際、キャリアセンターに期待したこと(複数回答)は、「就職全般のガイダンス」(49%)、「実践的な就職講座」(46%)、「多様な企業の情報提供」(40%)、「相談相手」(40%)など。期待通りでなかったこと(複数回答)は、「実践的な就職講座」、「ビジネスマナー(社会人マナー)講座」、「多様な業界の情報提供」、「多様な企業の情報提供」、「多様な卒業生の情報提供などで、いずれも約2割となっている。

 2018年度新卒者の特徴について、新卒者には自分たちの学年をどのように感じるか、大学キャリアセンターや就職支援者、企業担当者には就職活動等を通してどのように感じたかを尋ねたところ、双方の見方がほぼ一致した特徴は、「残業時間を気にする」、「ワークライフバランスを重視する」、「福利厚生へのこだわりが強い」、「自分に対する他人からの評価を気にする」、「売り手市場であることの意識が強い」などだった。

 一方で、2018年度新卒者はとりたててそう感じていないが、大学キャリアセンターや就職支援者、企業担当者が感じている特徴は、「親の影響が強い」、「地元志向が強い」、「海外志向が弱い」など。「興味の範囲」、「出世意欲」、「プレゼン能力」については、大学キャリアセンター等の5割程度がどちらともいえないとしているものの、残りの4割は、「興味の範囲が狭い」、「出世意欲が弱い」、「プレゼン能力が優れている」と感じている。

 同調査結果は↓
https://www.e-sanro.net/share/pdf/research/pr_1803-2.pdf



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