ゼイタックス

全国の女性社長は調査開始以来最多の37万1232人

経営関連情報 - 2017年12月04日

 東京商工リサーチがこのほど発表した「全国女性社長調査」結果によると、全国の女性社長は、調査を開始した2010年以来最多の37万1232人にのぼった。調査開始の2010年の21万人からは、1.7倍に増えている。同調査は、東京商工リサーチの保有する約297万社の経営者情報(個人企業を含む)から、女性社長(病院、生協などの理事長を含む)を抽出・分析したもので、調査は今回が7回目となる。

 都道府県別で女性社長数が最も多かったのは、「東京都」の9万5177人(前年8万6274人)で7年連続トップ。次いで、「大阪府」3万1766人、「神奈川県」2万4351人、「愛知県」1万8303人、「福岡県」1万8096人と、企業数の多い大都市が上位に並んだ。一方、少なかったのは、「鳥取県」1270人、「島根県」1327人、「福井県」1648人と前年と順位は変わらず、企業数や人口に比例した格好になった。

 そこで、単純人数でなく「人口10万人当たり」の女性社長を比較すると、「東京都」699人でトップ、「沖縄県」469人、「山梨県」414人、「大阪府」360人、「福岡県」355人の順。一方、最少は「滋賀県」の150人、「岐阜県」158人、「新潟県」167人の順。総じて、女性の産業別有業者(就業者)の内訳で、第二次産業(建設業や製造業等)の比率が2割を占めるところが多く、建設業や製造業などでの女性社長率の低さが影響しているとみられる。

 企業数と女性社長数を対比した「女性社長率」の全国平均は12.5%で、前年(11.8%)に比べ0.7ポイント上昇。最高は、「沖縄県」の20.6%だが、特殊要因もあって比率が急上昇した。次いで、「福岡県」15.1%、「東京都」14.8%、「山梨県」14.3%、神奈川県13.5%、千葉県13.3%と続く。一方、比率が低かったのは「新潟県」の8.2%、以下、「福井県」8.37%、「山形県」8.39%、「岐阜県」8.41%、「石川県」8.41%の順だった。

 なお、女性社長の名前の1位は、「和子」が4585人で7年連続トップ。2位が「洋子」3977人、3位は「幸子」3906人となり、上位3位は前年と同じ顔ぶれ。以下、「裕子」3056人、「京子」2720人、「恵子」2669人、「久美子」2663人の順。トップの「和子」は、昭和初期から昭和27年(1952年)頃まで、女性の生まれ年別の名前ランキングトップだったことも影響していると思われる。

 同調査結果は↓
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20171129_01.html



ウィンドウを閉じる