ゼイタックス

「健康経営」の認知度、「内容を知っている」は10%

経営関連情報 - 2017年04月21日

 企業が従業員の健康管理を経営的視点から考え、戦略的に従業員の健康管理・健康づくりを実践する「健康経営」の取組みが社会的に注目されている。また、「健康経営」実践企業を国(経済産業省)が認定する『健康経営優良法人認定制度』や、保険者(協会けんぽ等)が「健康経営」の普及を目的に実施する『健康宣言事業』など、健康経営に取り組む企業を支援する制度も整備されつつある。

 大同生命保険が発表した中小企業経営者アンケート「健康経営への取組みに関する調査」結果(有効回答数4313社)によると、「健康経営」の認知度については、「内容を知っている」は10%にとどまり、「言葉だけは聞いたことがある」が42%、「聞いたことがない、知らない」が48%となった。「健康経営優良法人認定制度」・「健康宣言事業」の認知度では、「言葉だけは聞いたことがある」が28%、「聞いたことがない」が68%となった。

 経営者自身の健康への意識では、82%の経営者が「意識している」と回答。意識している経営者の具体的な取組み(複数回答)としては、「健康診断の受診」が70%と最も多く、次いで「食生活の改善」(46%)、「習慣的な運動」(37%)となった。また、従業員の健康増進への意識については、74%の経営者が「意識している」と回答。具体的な取組み(複数回答)では、「健康診断の実施」を通じた健康増進への取組みが多くなっている。

 「健康診断の実施」を通じた健康増進への取組みは、従業員の健康増進を「意識している」経営者は91%、「どちらともいえない」経営者は89%、「意識していない」経営者でも85%と、いずれも高い割合を占めている。「意識している」と回答した経営者は、ほかにも「長時間労働対策」(17%)や「禁煙・受動喫煙対策」(17%)、「がん検診や人間ドック等の費用補助」(17%)に取り組む割合が比較的高くなっている。

 「健康経営」の実践で期待する効果(複数回答)では、「従業員の働く意欲の向上」(49%)や「生産性の向上」(48%)につながると考えている経営者が約5割。また、「業績の向上」(38%)につながるとの回答も約4割となっている。今後の「健康経営」の取組みへの意識については、87%と約9割の経営者が「前向きに取り組みたい」と回答する一方で、今後の取組みに向けた課題として、「ノウハウや情報の不足」が挙げられている。

 同調査結果は↓
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=71703&code=JP8795



ウィンドウを閉じる