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16年度トクホ市場は6463億円、過去2番目の規模に

経営関連情報 - 2017年04月19日

 特定保健用食品制度は1991年(平成3年)の発足から24年が経過し、国が健康強調表示を許可・認可する制度として国際的にも注目されている。公益財団法人日本健康・栄養食品協会がこのほど発表した「特定保健用食品の市場規模調査」結果によると、2016年度の同市場規模は、前年度比1.1%増の6463億円と2年連続で増加し、2007年度(6798億円)に次ぐ過去2番目の規模に伸長した。

 2016年度の保健の用途別の市場規模は、「整腸」が前年度比0.1%増の3419億円とほぼ横ばいだが、全体の52.9%を占めて最も大きく、次いで「中性脂肪・体脂肪」が2.2%増の1951億円(構成比30.2%)、「歯」が▲1.8%の299億円(同4.6%)、「コレステロール」が19.4%増の270億円(同4.2%)、「血圧」が▲8.8%の187億円(同2.9%)と続いている。全体の構成比としては2007年度よりほぼ横ばいで推移している。

 販売経路別の市場構成をみると、調査開始以来、「スーパー」、「コンビニ」が全体の約5.5〜6割を占めて推移。「スーパー」(構成比39.7%)は、2015年度は▲4.8%と減少したが、2016年度は5.3%増の2563億円、「コンビニ」(同16.6%)は3.3%増の1071億円とともにやや増加した。「戸配」(同22.2%)は▲8.5%の1433億円、「ドラッグ・薬局」(同6.9%)は1.7%増の449億円、「通信販売」(同4.4%)は16.7%増の283億円だった。

 食品の市場構成は4種類に区分して調査を行っているが、「清涼飲料水」(構成比36.2%)は前年度比2.3%増の2342億円、「加工食品・調味料」(同6.4%)は2.7%増の413億円、「菓子・その他」(同8.1%)は3.8%増の521億円となり、いずれもほぼ横ばいとなった。しかし、全体の49.3%とほぼ半数を占める「乳製品」は▲0.3%とやや減少した。全体の構成比としては、2014年度からほぼ横ばいで推移している。

 表示許可・承認の状況をみると、2016年12月末現在の表示認可・承認の品目総数は1204品目だった。2016年1月から12月の1年間に表示許可を受けた特定保健用食品は95品目。保健の用途別許可品目の内訳では、「中性脂肪・体脂肪」(許可品目数169品目)が23品目増と最も多く、次いで「血圧」(同137品目)が11品目増と続いた。許可品目数が393品目と最も多い「整腸」は▲15品目減だった。

 同調査結果は↓
http://www.jhnfa.org/tokuho2016.pdf



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