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50年後の推計人口は8808人、出生率は上位修正

経営関連情報 - 2017年04月12日

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究会が10日に公表した、長期的な日本の人口を予測する将来推計人口によると、2065年の日本の人口が2015年に比べて3割減の8080人になると試算した。推計の前提となる合計特殊出生率(女性が生涯に産む子供の数)は、近年の30〜40 歳代の出生率実績上昇等を受け、2012年の前回推計の1.35(2060年)から1.44(2065年)に上昇した。

 平均寿命は、2015年の男性80.75年、女性86.98年から、50年後の2065年には男性84.95年、女性91.35年に伸びる。総人口は、2015年の国勢調査による1億2709万人から50年後の2065年には30.7%減の8808万人と推計している。また、65歳以上の高齢者の老年人口割合(高齢化率)は、2015年の26.6%(3387万人)から2065年には38.4%(3381万人)へと上昇する。

 この結果を前回推計(長期参考推計の2065年時点)と比較すると、総人口は8135万人が8808万人、総人口が1億人を下回る時期は2048年が2053年へと5年遅くなり、老年人口割合(2065年)が40.4%から38.4%と、人口減少の速度や高齢化の進行度合いは緩和する。老年人口(高齢者数)のピークは2042年で前回と同様となっている(老年人口は3878万人から3935万人へと増加)。

 出生仮定を変えた場合でみると、出生の仮定が、高位仮定(1.65)の場合の2065年総人口は9490万人、高齢化率は35.6%である一方、低位仮定(1.25)の場合は、2065年総人口は8213万人で13.5%減少、高齢化率は41.2%で5.6ポイント増加と推計。また、政府は「希望出生率1.8」の実現を掲げているが、出生率(2065年)をその1.80 に設定した場合には、2065年総人口が1億45万人、高齢化率が33.7%と推計している。

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http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp_zenkoku2017.asp



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