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3月の倒産は807件、2年ぶりの800件超

経営関連情報 - 2017年04月12日

 帝国データバンクがこのほど発表した法的整理による全国企業倒産状況(負債1千万円以上)によると、3月の倒産件数は807件で、前月比では21.5%の増加、前年同月比でも9.2%の増加となり、2ヵ月連続で前年同月を上回った。倒産件数が800件を上回るのは、2015年3月(847件)以来2年ぶり。業種別では7業種中5業種で、地域別では9地域中、北海道や中部など5地域で前年同月に比べてともに増加した。

 一方、負債総額は1695億8500万円(前月1158億5500円、前年同月1567億9300万円)で、前月比は46.4%の大幅増加、前年同月比でも8.2%の増加となり、4ヵ月ぶりに前年同月を上回った。これは、負債10億円以上の倒産が32件発生して2016年度中の最多を記録し、負債総額を押し上げたもの。負債トップは、(株)てるみくらぶ(東京都、破産)の151億1300万円だった。

 業種別にみると、7業種中5業種で前年同月を上回った。このうち、運輸・通信業(34件、前年同月比30.8%増)、小売業(185件、同19.4%増)、サービス業(182件、同14.5%増)の3業種は前年同月比二ケタの増加。一方、不動産業(19件、同5.0%減)と卸売業(134件、同0.7%減)の2業種は前年同月比減少となった。運輸・通信業は、てるみくらぶを始め、旅行業(6件、同200.0%増)が増加したことで、2016年度中最多となった。

 負債額別にみると、負債5000万円未満の小規模倒産は463件、構成比は57.4%となり、52ヵ月連続で過半数を占め、依然として小規模倒産が過半を占める傾向が続いた。資本金別では、個人経営と資本金1000万円未満の合計が497件、構成比は61.6%を占めた。負債5000万円未満の倒産では、卸売業(68件、前年同月比30.8%増)、小売業(125件、同22.5%増)など7業種中4業種で前年同月を大幅に上回った。

 地域別にみると、9地域中5地域で前年同月を上回り、北海道(30件、前年同月比36.4%増)、関東(324件、同18.2%増)、中部(124件、同17.0%増)、近畿(210件、同13.5%増)の4地域で前年同月比二ケタの大幅増加となった。一方、東北(20件、同37.5%減)、九州(38件、同24.0%減)など4地域で同二ケタの大幅減少となった。中部は、愛知県が製造業やサービス業など7業種中5業種で前年同月を上回り、倒産件数を押し上げた。

 同倒産状況の概要は↓
https://www.tdb.co.jp/tosan/syukei/1703.html



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