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3月の中小企業の景況判断指数、3年ぶりの50超え

経営関連情報 - 2017年04月07日

 商工中金がこのほど発表した中小企業月次観測「2017年3月調査」結果(有効回答数1000社)によると、3月の景況判断指数は50.5と、前月(47.7)から2.8ポイント上昇、3ヵ月ぶりに上昇し、3年ぶりの50超えとなった。同指数は、50を上回っていれば調査対象企業群の景況判断が前月より「好転」したことを表し、50を下回っていれば、景況判断が前月より「悪化」したことを表す。4月は49.1と低下を見込んでいる。

 業種別にみると、製造業は50.0(前月46.9)と3.1ポイント上昇、3ヵ月ぶりに上昇。非製造業は50.8(前月48.4)と2.4ポイント上昇、2ヵ月ぶりに上昇した。4月は製造業が48.9、非製造業が49.2と、ともに低下を見込む。個別の業種では、全15業種のうち、11業種が上昇、4業種が低下。50を超えたのは、「印刷」(45→54)、「化学」(48→52)、「鉄鋼」(50→54)、「輸送用機械」(47→54)、「不動産」(51→55)など9業種だった。

 2月の売上高(前年同月比増減率、建設・不動産を除く900社)は▲1.0%(前月同+0.8%)と、 3ヵ月ぶりに減少した。売上のピーク(2008年4月)からの落込み度合いをみると、2月は93となった。先行きについては、3月は同▲2.1%、4月は同▲2.0%と、ともに減少を見込む。業種別にみると、製造業は同+0.3%(同+1.6%)と、3ヵ月連続して増加した。3月は同▲1.1%、4月は同▲0.5%と、ともに減少を見込む。

 一方、業況判断をみると、3月の販売価格DI(前月比、「上昇」−「下落」)は+1.7(前月0.0)と、「上昇」超に転じた。製造業(▲1.1)は「下落」超幅が拡大し、非製造業(+4.0)は「上昇」超幅が拡大した。4月予測は+1.2。3月の仕入価格DI(前月比、「上昇」−「下落」)は+12.7(前月+12.5)と、「上昇」超幅が拡大した。製造業(+13.3)は「上昇」超幅が縮小し、非製造業(+12.2)は「上昇」超幅が拡大した。4月予測は+15.0。

 3月の資金繰りDI(前月比、「好転」−「悪化」)は▲0.4(前月▲2.3)と、「悪化」超幅が縮小した。製造業(▲2.0)は「悪化」超幅が縮小し、非製造業(+0.9)は「好転」超に転じた。4月予測は▲0.9。また、3月の雇用状況DI(「不足」−「過剰」)は+20.3(前月+17.9)と、「不足」超幅が拡大し過去最高を更新した。製造業(+11.1)、非製造業(+27.8)、ともに「不足」超幅が拡大した。4月予測は+19.4。

 同調査結果は↓
http://www.shokochukin.co.jp/report/kansoku/pdf/cb2017_03.pdf



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