2016年02月04日
個人番号カード取得者へe−Taxでの注意を喚起

 本年1月から個人番号カードの交付がスタートしているが、国税庁ではこれに合わせ、個人番号カードを取得した人に向けた情報をホームページ上で公表している。「個人番号カードを取得された方へのお知らせ」としてアナウンスしているのは、個人番号カードには電子証明書が標準搭載されているが、このカードを利用してe−Taxにより申告手続きを行う場合、個人番号カードの電子証明書をe−Taxに登録する必要があるというもの。

 また、既に住民基本台帳カードの電子証明書をe−Taxに登録している場合についても、新たに取得した個人番号カードの電子証明書をe−Taxに再登録する必要がある。 注意したいのは、個人番号カードの情報を読み取るICカードリーダライタの規格。電子認証付き「住民基本台帳カード」を利用した従来のe−Taxと同様に、個人番号カードによるe−TaxでもICカードリーダライタが必要になるということだ。

 現在使用している、又はこれから購入するICカードリーダライタが個人番号カードに対応しているかどうか確認する必要がある。ちなみに、2016年分の確定申告(2017年2月の確定申告)からは、携帯電話による本人認証が可能になる。つまりICカードリーダライタがなくても、携帯電話があれば認証が可能になるということだ。ただし、2016年度税制改正大綱では、この新たな認証方式について留意点が示されている。

 具体的には、「日本年金機構における個人情報流出問題を契機として、行政機関等がオンライン手続きにより利用者から個人番号の提供を受ける際のセキュリティ対策が重要視されていることを踏まえ、納税者利便にも配意しつつ、早期にセキュリティ対策やなりすまし対策について再検討を行った上で実施する」とされている。今年からのe−Taxを検討している場合は、こうした点も踏まえておく必要がありそうだ。

 この件は↓
http://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_mynumber_sogo.htm

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