2012年06月11日-2
20代のうちにビジネスパーソンが読んでおきたい本

 インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が25~34歳のビジネスパーソン5000人を対象に実施した「20代のうちに読んでおきたい本に関するアンケート調査」結果によると、総合ランキング1位は、ビジネス書の王道「マネジメント~基本と原則」(ピーター・F・ドラッカー)がランクインした。2位は「金持ち父さん貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ)、3位は「『20代』でやっておきたいこと」(川北義則)。

 以下、「7つの習慣~成功には原則があった!」(スティーブン・R・コヴィー)、「スティーブ・ジョブズ」(ウォルター・アイザックソン)、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海)、「道をひらく」(松下幸之助)、「夢をかなえるゾウ」(水野敬也)、「人を動かす」(デール・カーネギー)、「20代にしておきたい17のこと」(本田建)までがランキングベスト10だった。

 投票者のコメントをみると、「マネジメント~基本と原則」は、「組織だけでなく、自分自身をマネジメントする上でも役立つ」、「マネジメントするとはどういう意味か、20代のうちに学ぶことで上司に対する見方も変わる」といった声が挙がっている。マネジメントの概念や組織で働く原理が理解でき、部下・組織のマネジメントだけでなく、自分自身のマネジメントにも役立つと考えられているようだ。

 2位の「金持ち父さん貧乏父さん」では、お金に関する理解が深まるという声とともに、働き方や時間の使い方を見直すきっかけになったというコメントもみられた。3位~10位では、“20代”というキーワードが入った書籍や、多くのビジネス研修で活用されている「7つの習慣…」や、さらに「スティーブ・ジョブズ」など最近のベストセラー、世界的ロングセラー「人を動かす」など、バラエティに富んだビジネス書が並ぶ結果となった。

 この件の詳細は↓
 http://doda.jp/guide/careercompass/ranking/book.html

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