2012年05月28日-1
2012年度「省エネ大賞」の募集を開始

 省エネルギーセンター主催、経済産業省後援の2012年度「省エネ大賞」の募集が21日からスタートしている。同事業は、優れた省エネ活動事例や技術開発等による先進型省エネ製品等を表彰し、省エネルギー意識の浸透、省エネルギー製品の普及促進等に寄与することを目的としている。この審査過程においては、発表大会を開催し、広く優秀な事例を紹介することとしている。なお今年度は、特別賞として「節電賞」が設けられる。

 応募対象は、国内の省エネルギーを推進している事業者及び省エネルギー性に優れた製品またはビジネスモデルを開発した事業者を対象とする。また、本年度は、上記の取組みを行う事業者のなかから、特にピーク電力の抑制・ピークシフト等の節電に貢献のあった事業者も表彰する。事業者には、産業・業務・運輸部門に属する企業、工場・事業場のほか、自治体、教育機関等も含むものとする。

 応募区分は、(1)省エネ事例部門は、工場・事業所等における省エネ活動を推進している事業者が対象で、省エネ活動には、ピーク電力抑制・ピークシフト等の節電への取組みを含む、(2)製品・ビジネスモデル部門は、原則、2012年11月1日までに国内で購入可能な優れた省エネルギー性を有する製品(要素製品及び資材・部品を含む)または省エネルギー波及効果の高いビジネスモデルを開発した事業者を対象とし、節電効果も含む。

 事前選考(書類選考)を通過した応募者には、公開で開催する西日本地区発表大会(大阪開催、10月上旬予定)、東日本地区発表大会(東京開催、10月中旬予定)のいずれかの地区発表大会で発表する。発表日ごとにプレゼンテーション技術に優れた事業者を「優秀プレゼンテーション賞」として表彰。発表大会後、選考された表彰対象者については、2013年1月下旬開催の表彰式で表彰し、受賞者発表大会で受賞内容を解説してもらう。

 表彰種別と表彰数(予定)は、(1)省エネ事例部門が、経済産業大臣賞3件以内、資源エネルギー庁長官賞5件以内、中小企業庁長官賞1件程度、省エネルギーセンター会長賞10件程度、審査委員会特別賞1件程度、(2)製品・ビジネスモデルが、経済産業大臣賞3件以内、資源エネルギー庁長官賞4件以内、中小企業庁長官賞1件程度、省エネルギーセンター会長賞7件程度、審査委員会特別賞1件程度。ほか各部門1件ずつ「節電賞」を設ける。

 この件の詳細は↓
 http://www.eccj.or.jp/bigaward/index.html

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