2012年05月02日-1
TV・PC以外で動画を視聴する人は約半数

 最近では、テレビやPCの他にも、色々なもので動画が視聴できるようになってきた。そこで、どんな時にどんな場所でどんなジャンルの動画を視聴しているのか。動画視聴の実態調査をネオマーケティングが20~49歳の男女500人に行った。調査結果によると、テレビ、PC以外に動画を見ないのは53.7%。「テレビやPCで十分」(90.4%)や「画像が小さくて見えづらい」(28.4%)などがその理由だった。

 動画を視聴するのは、「スマートフォン」が46.2%と、「携帯(ガラケー)」(45.8%)を抜いた。動画を視聴するのはどんなときかでは、1位が「見たい動画があるとき」67.2%、2位「待ち合わせの時間を潰すとき」24.8%、3位「家で何もすることがないとき」23.4%だった。動画を視聴するジャンルでは、1位「音楽」50.6%、2位「ニュース」と「面白動画」が同率で28.8%、3位「お笑い」28.0%だった。

 普段、動画を視聴しているサイト数では、1位「2~5サイト」38.0%、2位「1サイトのみ」31.2%、3位「特に決まってない」28.6%。利用したことがあるサイトでは、1位が「YouTube」93.4%、2位「ニコニコ動画」46.4%、3位「Yahoo動画(Gyao!!)」27.0%だった。有料動画は、「視聴しない」が89.0%とポイントが高く、「視聴する」と答えた人は11.0%とかなり少数という結果が出た。

 視聴すると答えた人に月の利用料を聞いたところ、「1~500円」が36.4%で最多、次いで「501~1000円」が27.3%など、金額が上がるにつれて、利用者の割合は減っていく。どんな内容なら有料動画を視聴するかという質問では、「どのような内容でも有料動画は視聴しない」37.2%、「見放題などのお得なプランなら」32.4%、「有料でしか見られない面白い企画なら」29.8%。魅力あるサイト作りが今後の課題のようだ。

 同調査結果は↓
 http://www.i-research.jp/report_dl/download/77_report_sasa0011.pdf

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