2012年03月01日-1
人気おケイコランキング、「英語」が不動の1位

 リクルートが発行するスクール情報誌『ケイコとマナブ』が、全国の20~34歳の有職女性を対象に昨年12月に実施した「2011年度人気おケイコランキング調査」結果(有効回答数518人)によると、この1年間に経験した習い事(複数回答)は、第1位は昨年に続き「英語」(25.5%)で、昨年よりも5.1ポイント割合を増やし、2位の「ヨガ・ピラティス」(18.0%)以下に大きな差をつけ、不動の1位だった。

 3位「フィットネスクラブ」(17.4%)、4位「家庭料理」(13.9%)までの顔ぶれは昨年と変わらず、根強い人気。全体に、資格・スキルアップ系の人気が顕著で、「医療(看護・医療事務など)」、「行政書士」などの順位が上がった。「英語」をやってよかった理由(3つまで回答)は、「現在の仕事に役立った」(17.2%)がトップに挙げられ、企業のグローバル戦略に対応しスキルアップに取り組む人が増えていることがうかがえる。

 これからやってみたい習い事(複数回答)でも「英語」が昨年に続き第1位の不動の人気で、今年はさらに3.6ポイント伸ばし、48.5%の支持を集めた。以下、「家庭料理」(32.6%)、「ヨガ・ピラティス」(25.9%)、「お菓子」(21.8%)、「パン」(19.9%)と同じ顔ぶれで、人気は不動だ。英語以外の語学も「韓国語」(13位)、「フランス語」(24位)、「中国語」(27位)が順位を上げ、語学熱を反映した結果になった。

 また、趣味目的の習い事を「気楽に始められる金額」は、1ヵ月あたり平均4931円で昨年より383円増加した。一方で、仕事にするためのプロ系講座や、資格取得目的などの講座の場合、「気軽に始められる金額」は平均2万4791円となり、昨年より4714円増えている。習い事に通う頻度については、「週1回程度」が38.5%で最も多く、続く「週1回未満」が31.8%と、週1回程度以下が約7割を占めている。

 スクール選びの重視項目については、「費用(費用総額/払いやすさ)」が85.1%で最も高く、次いで「日程・時間帯」(79.7%)、「場所・立地」(73.7%)、「講座内容・カリキュラム」(71.0%)と続いた。1ヵ月の習い事代は、従量制の月謝金額の場合、「5000円~1万円未満」(50.8%)がボリュームゾーンで、次いで「1万円~2万円未満」が24.9%、「3000円~5000円未満」が15.3%で続いている。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.recruit.jp/news_data/data/edu/20120227_1.pdf

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