2012年02月27日-4
団塊世代の男性の6割超が就業、8割が公的年金受給

 インテージは、「団塊世代の男性のライフスタイル」調査を行った。調査は、2012 年1月20 ~23 日、インテージ・ネットモニター「キューモニター」のうち62~64歳の団塊世代の男性800人(東京・埼玉・千葉・神奈川)を対象にインターネット調査を実施、結果をまとめた。団塊世代の男性の就業率は61.0%。全体の8割近くは「公的年金」を受給。コミュニケーション手段には、「携帯・PHS」を使用している。

 団塊世代の男性で、収入を伴う仕事をしている人は61.0%。そのうち約8割が週に4、5日以上「働いている」。現在の収入源は、最多は「公的年金」で77.8%が受給。次いで「勤労収入」(61.0%)、「個人年金」(27.6%)、「金融資産による収入」(21.0%)となった。「公的年金」の受給に関しては、働いていない人は95.2%、働いている人でも66.6%が受給している。

 住居は、85.3%が「持ち家」に住んでいる。そのうち、約7割が一戸建、マンションは約3割。同居の家族構成は、「夫婦のみ」が最も多く43.5%、次いで、「2世代同居」が37.0%、「1人暮らし」が9.8%、「3世代同居」は5.1%。団塊世代の男性は 85.5%が普段から交流のある友人がいる。友人の数は「10 人以上」が26.4%で最多、次いで「6~9人」が15.5%。年齢が上がるほど「10 人以上」友人がいる割合が高い。

 友人や家族とのコミュニケーション手段として最も利用しているツールについては、「携帯電話・PHS」が35.0%で最多、次いで「パソコンのメール」(29.6%)、「携帯電話・PHS のメール」(16.4%)、「固定電話」(13.5%)と続く。通話とメールを合わせると、携帯電話・PHSをコミュニケーションツールとしての利用率は51.4%。団塊世代にとっても携帯電話・PHSは必需品となっている。

 団塊世代男性の趣味トップ5は、「旅行」(56.8%)、「読書」(47.4%)、「映画鑑賞」(43.0%)、「音楽鑑賞」(33.5%)、「カメラ・ビデオ」(25.0%)で、インドア派。自分の健康には、約半数が「体調に異変を感じれば、すぐに病院に行こうと思う」(47.5%)。「体調に異変がなくても定期的に健診を受ける」も36.8%で、健康管理の意識の高さがうかがえる。一方、「体調に異変があっても病院に行きたくない」人も10.0%いる。

 同調査結果は↓
 http://www.jmra-net.or.jp/pdf/document/membership/release/intage20120221.pdf

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