2012年01月19日-2
関係省庁連携し「卒業前最後の集中支援2012」を実施

 2011年度新規大学卒業予定者の就職内定率(2011年12月1日現在)は、71.9%となっており、過去最低水準となった前年同期を3.1ポイント上回ったが、依然厳しい状況にある。文部科学省、厚生労働省、経済産業省は、未内定の学生・生徒が1人でも多く卒業までに就職できるよう、1月17日から3月末までを集中支援期間とし、「卒業前最後の集中支援2012」を実施、同期間中に3.5万人を就職させ、未内定卒業者を前年以下とする。

 関係省庁の連携による主な取組みをみると、厚労省、文科省は新卒応援ハローワークのジョブサポーターと大学のキャリアカウンセラーの連携を一層密にするなど、学校の協力により、未内定の学生・生徒の情報を学校と新卒応援ハローワーク等で共有し、ジョブサポーターが電話等により新卒応援ハローワーク等への利用を呼びかけるなどにより、未内定の学生・生徒に対し、一貫した就職支援を行う。

 厚労省、経産省では、未内定の学生・生徒のために、中堅・中小企業を中心とした就職面接会(2012年1月17日から3月末までに、大学生向け187回、高校生向け118回)を開催。特に2月は集中開催期間とし、大学生向けを126回、高校生向けを82回開催する。また、若年者のためのワンストップセンター(通称:ジョブカフェ)において、未内定者等向けにカウンセリング等を実施するとともに、就職面接会等を開催する。

 就職面接会の開催スケジュールは、大卒等就職情報WEB提供サービスで検索できる。2012年卒業予定の大学生及び既卒3年以内の未就業者を対象に、書類選考等なしで面談が設定されるマッチングサービス(DREAM-MATCH NAVI)を実施(希望すれば必ず面談できる企業が1月10日時点で約1000社)。また、HP上で、直接応募を受け付けている企業1290社(1月10日時点)も掲載。被災者に配慮した採用を行う企業についても掲載している。

 この件の詳細は↓
 http://www.meti.go.jp/press/2011/01/20120117004/20120117004-2.pdf

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