2010年12月20日-1
もう一度行きたい温泉地トップは5年連続「箱根」

 日本人の冬の旅行といえば、何といっても温泉旅行に勝るものはない。リクルートの旅行カンパニーに設置されたじゃらんリサーチセンターがまとめた「人気温泉地ランキング2011」(有効回答数3605人)によると、もう一度行ってみたい温泉地ランキング(5つまで回答)では、「箱根温泉(神奈川県)」(18.3%)が5年連続でトップとなった。同ランキングは、「じゃらんnet」で予約をした全国の男女を対象に実施したもの。

 以下のランキングは、「由布院温泉(大分県)」(15.9%)、「草津温泉(群馬県)」(14.8%)、「登別温泉(北海道)」(12.4%)、「道後温泉(愛媛県)」(9.9%)と、ここまでが全国人気温泉地ベスト5となった。「箱根温泉」が選ばれた理由は、「交通の便がいいから」(60.2%)が最多の理由で、「自然に囲まれているから」(53.5%)、「街の雰囲気が好きだから」(51.1%)、「手ごろな料金で行けるから」(39.2%)などが上位に挙げられている。

 一方、まだ行ったことはないが、一度は行ってみたいという全国あこがれ温泉地ランキング(5つまで回答)では、「由布院温泉」(25.1%)がトップ、以下、「草津温泉」(14.4%)、「登別温泉」(13.7%)、「乳頭温泉郷・田沢湖温泉(秋田県)」(13.6%)、「別府温泉郷」(12.5%)と、ここまでがベスト5。上位にランクしている温泉地に共通なのは、「有名なので」のほか、「温泉の泉質や効能に興味がある」、「温泉街の雰囲気がよさそう」などの回答が多い。

 最近1年間に行ったことがある温泉地ランキング(複数回答)では、「箱根温泉」(12.9%)がトップ、以下、「草津温泉」(6.8%)、「熱海温泉(静岡県)」(5.9%)、「別府温泉郷」(5.7%)、「由布院温泉」(5.6%)までがベスト5。ただし、いずれのエリアでも、居住地近郊の温泉地へ多数の票が集まる傾向にあり、関東・甲信越エリアの居住人口の多さが、ランキングの結果に影響しているとみられている。

 「人気温泉地ランキング」の詳細は↓
 http://c.recruit.jp/library/travel/T20101214/docfile.pdf

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