2010年12月08日-1
就職に有利なスキルはパソコンにビジネス英語

 ブラザーズが首都圏で就職活動中の男女1000人を対象に実施した「就職活動に有利だと思うスキルに関する意識調査」結果によると、就職活動に有利だと思われるスキルのトップは「ビジネス英語」だった。同調査は、東京都は400人(男女各200人)、神奈川・千葉・埼玉の3県は200人(男女各100人)の合計1000人の日本国籍で就職活動中の成人を対象に、インターネットを通じて行ったもの。

 新卒内定率が過去最低水準となり、今世紀最悪といわれる2011年度の新卒者たちの就職内定率。一流大学を出てもなかなか内定がもらえず、足を棒にして面接を受けまくり、短大卒ではついに内定率3割を切った。さらにはリストラ寸前のOLやブラック企業に勤めるサラリーマンまで、就職・転職活動中の男女が「身に付けておけば良かったなぁ」と肌で感じた「来年の就職活動に有利だと思うスキル」のベスト100として発表した。

 その結果、人気企業への就職に有利だと思われるスキル取得の上位に、企業の規模や業種に関係なく普及を続けるパソコンスキルの証明は就職活動者にとっては必須。また、グローバル化の伸展により海外事業を展開する企業が増加し、英語を始めとする外国語、国際的に通用するスキルの取得への願望も多い。同時に、個人としてもプロとして通用する可能性を求めた「専門性のあるスキル」を別途に持ちたいという傾向がうかがえる。

 来年の就職活動に有利だと思うスキルベスト10は、1位:ビジネス英語、2位:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)、3位:簿記、4位:秘書検定、5位:ビジネス実務法務検定、6位:ファイナンシャルプランニング技能検定、7位:食学検定、8位:ITコーディネーター、9位:Webデザイン、10位:栄養学。ちなみに士業資格では、中小企業診断士:18位、会計士:22位、税理士:31位、行政書士:39位だった。

 同調査結果の詳細は↓
 http://superhit.jp/information/2010/11/1766

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