2010年11月22日-3
12年卒学生、厳しさ想定しつつ冷静に就職活動開始

 日本経済の先行き不透明感や厳しい新卒雇用環境が続くなか、2012年卒業予定学生の就職活動が始まった。毎日コミュニケーションズ が行った「2012年卒マイコミ学生就職モニター調査」の10月の活動状況(有効回答数1569人)によると、10月の段階で、企業へのエントリー割合、平均エントリー社数は前年比で増加傾向にあるが、自己分析や業界、仕事、職種研究の進捗状況は前年に比べてやや鈍い動き出しとなっている。

 先輩と比較した自分たちの就職活動環境については、「変わらない」と予想する回答が48.0%で前年同月比で23.2ポイント増加した一方、「かなり厳しくなる」(15.7%)、「多少厳しくなる」(30.1%)と、前年よりもさらに厳しくなると予想する回答が26.5ポイント減少し、2012年卒の学生は、先輩達の困難な活動状況を目の当たりにし、厳しい雇用環境を想定しながらも、焦ることなく冷静に活動を始めている、と分析している。

 10月の活動状況は、「企業にエントリーした」との回答が微増。「合同企業説明会に参加した」は、10月前半では前年比17.9ポイント増の42.8%、10月前半の伸びが顕著。一方で、「業界研究」、「企業研究」、「仕事(職種)研究」、「自己分析」をした割合は前年より減少している。「企業からエントリーシートを取り寄せた」、「企業にエントリーシートを提出した」は、10月トータルで前年比10ポイント以上減少、やや遅れ気味だ。

 内定を取る自信は、「大いにある」、「少しある」と回答した割合が前年同月比5.2ポイント増の41.7%。理由として、「今まで他人より努力してきた」、「準備がしっかり出来ている」、「気持ちで負けたくない」など前向きな回答が多くみられた。また、「先輩と比較して自分達の就職活動はどうなるか」を聞いたところ、「変わらない」が前年同月比23.2ポイント増の48.0%と大幅に増加、冷静に自分を見つめている。

 同調査結果の詳細は↓
 http://job.mynavi.jp/conts/saponet/monitor/data/monitor_2012_10.pdf

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