2010年11月01日-1
職場の人とお酒を飲むときの1回平均予算は4401円

 キリン食生活文化研究所が全国20歳以上の男女を対象に9月に実施した「職場の人とのお酒の飲み方に関する意識調査」結果(有効回答数1万794人)によると、職場の人とお酒を飲みに行くときの1回あたりの平均金額(自由回答)は、昨年より129円マイナスの4401円で3年連続のマイナスとなった。ただし、月平均の回数(同)は1.5回で昨年と変わらない結果となった。

 また、人数にかかわらず、部下とお酒を飲む際にごちそうする(おごる)金額(自由回答)の平均は7092円となった。上司の場合は5817円、同僚の場合は5833円。部下にごちそうする金額をエリア別にみると、「北海道」が8542円でトップ、次いで「北陸」(7400円)、「東北」(7221円)、「首都圏」(7219円)の順。反対に少ないのは、「中国」(6431円)、「四国」(6647円)、「九州・沖縄」(6670円)の順だった。

 職場の人とお酒を飲む際に期待すること(複数回答)は、「コミュニケーションをとりたい」が上司・部下ともにトップ。お酒を飲む場での目的や期待は、全体では「上司と一緒」(43.3%)のときよりも「部下と一緒」(57.5%)のときのほうが満たされる。年代別でみると、上司・部下いずれと一緒の場合も、若年層ほど満たされる割合が高く、特に20代は「部下と一緒の際に満たされる」との回答割合(67.5%)が高い。

 一方、職場の人からの飲み会に誘われた際の断り方は、「行けない理由を正直に言って断る」との回答が上司(43.9%)・同僚(46.1%)・部下(47.7%)いずれに対してもトップ。年代別でみると、20代は「基本的に断ることはない」が、上司(23.4%)・同僚(21.4%)・部下(同)いずれに対しても他の年代と比較して割合が高い。また、「行けない理由を正直に言って断る」は、上司に対して(39.3%)より部下に対して(36.3%)が低い。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.kirinholdings.co.jp/news/2010/1026_01.html

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