2010年09月30日-1
“週末海外旅行”に行ってみたい会社員は80%

 羽田空港の新国際線ターミナルの誕生を10月末に控え、旅行各社は羽田発の商品を拡充し、“週末海外旅行”と銘打った商品も登場している。マクロミルが、東京や神奈川など羽田空港近県在住の会社員を対象に8月25~27日に実施した「海外旅行に関する調査」結果(有効回答数1000人)によると、羽田空港発の国際便や仕事帰りに出発する夜発便を利用した“週末海外旅行”に「行ってみたい」との回答が42%、「やや行ってみたい」が38%となり、行ってみたいと回答した人は合計80%となった。

 性年代別にみると、行ってみたいとの回答は20代女性が87%、30代女性が86%と、他の年代よりも意向が高くなっている。また、大人一人あたりの予算は平均8万851円となった。性年代別にみると、20~30代の女性では行きたいという意向は高くなっているものの、平均予算は20代7万3835円、30代6万9185円と、他の年代よりも低く、手軽な旅行を求めていることがうかがわれる。

 “週末海外旅行”に一緒に行きたい人(複数回答)は、「友人」が52%で最多、次いで「配偶者」が44%、「恋人」が34%。男女別にみると、男性では「配偶者」が54%で、女性では「友人」が67%でトップ。女性はいずれの年代においても「友人」が最多だった。“週末海外旅行”に行ってみたい人の行きたい国(複数回答)は、「韓国」が59%で圧倒的に多く、次いで「グアム」が36%、「ハワイ」が35%となっている。

 8月末現在での海外旅行意向をみると、「どちらかといえば」を含め「行きたいと思う」との回答合計は87%となった。行きたいと思う理由(複数回答)は、「円高だから」が57%でもっとも多く、次の「行きたい国があるから」(46%)を上回った。対して、現在海外旅行に行きたくない理由(複数回答)では、「お金に余裕がないから」が55%でもっとも多く、次いで「まとまった休みが取れないから」が42%となっている。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.macromill.com/r_data/20100922travel/20100922travel_macromill.pdf

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