2010年09月16日-1
アフター5の過ごし方、「まっすぐ家に帰る」約9割

 住信SBIネット銀行が同銀行を利用する20~40代の男女を対象に8月に実施した「アフター5に関する調査」結果(有効回答数1211人)によると、アフター5の過ごし方(3つまで選択)は、「まっすぐ家に帰る」が86%と約9割を占めて最多、次いで大きく離れて「食事、飲みに行く」(34%)、「ショッピング」(18%)、「スポーツ」(13%)などとなった。同調査では、アフター5を「仕事帰りに自由に使える時間」と定義している。

 「まっすぐ家に帰る」とした理由(3つまで選択)については、「仕事で疲れているから」が49%ですべての年代でトップ。次いで「お金を使わないようにするため」が37%で続くが、20代が42%、30代が37%、40代が35%と、若い年代ほど割合は高くなり、若者の節約志向がうかがえる。仕事が終わった後での家での過ごし方(同)は、「インターネット」が68%でトップ、56%の「TV・DVDを見る」を上回った。

 現実は約9割が「まっすぐ家に帰る」というアフター5だが、仕事帰りに使える時間が今よりも多かったら何をしたいかという理想の過ごし方(3つまで選択)を聞いたところ、「まっすぐ家に帰る」との回答は現実の86%から37%へと大幅に低下し、反対に「スポーツ」(現実13%→42%)や「習い事」(同5%→27%)が増加した。男性は「スポーツ(ジム、ジョギング等)」(44%)、女性は「習い事」(36%)がそれぞれ1位となった。

 アフター5の過ごし方として「食事、飲みに行く」との回答者のその相手(3つまで選択)では、男性は「同じ職場の人」(70%)、女性は「同性の友人・知人」(61%)がそれぞれ1位。男性の場合は「飲みニケーション」、女性の場合は「女子会」としてアフター5を満喫しているようだ。なお、アフター5での支出額は、1週間平均で6257円となった。「配偶者あり」は5623円に対し、「配偶者なし」は7004円と1400円近く支出が多い。

 同調査結果の詳細は↓
 https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/enq_100908.pdf

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