2010年09月01日-1
未婚女性の46%が「結婚・出産後も働きたい」と回答

 ユーキャンがアイシェアと共同で行った「結婚・出産後の仕事に関する意識調査」結果(有効回答数:男性2217人、女性1243人)によると、「自分の収入だけでは経済的に厳しい」という理由から、現在未婚で働いている男性のうち、「結婚・出産後も妻に働いて欲しい」と考えている人が6割を超え(63.0%)、現在未婚で働いている女性のうち、「結婚・出産後も働きたい」と考えている人が4割半(46.1%)に達した。

 その女性のうち、経済的な理由を挙げた割合は4.6%と少なく、「結婚後も家庭だけでなく社会との関わりを持ち続けたい」(25.2%)、「仕事が好きでずっと続けていきたい」(21.0%)など、仕事をすることについて意義を見出し、前向きに取り組んでいることが理由で働き続けたいと考えている傾向がみられる。ただし、「収入や生活に余裕があるなら専業主婦になりたい」(49.8%)など“専業主婦になりたい派”も53.9%あった。

 そのような意識の高さからか、結婚・出産後も働き続けたい女性のうち、65%が「結婚・出産後に働き続けるために資格取得などの準備が必要」と答え、そのうちの7割超がすでに資格取得に向けた学習を始めている。興味・あこがれのある資格は、「簿記」(28.0%)、「行政書士」(20.8%)、「社会保険労務士」、「マイクロソフト認定資格」(ともに18.4%)など、キャリアアップに役立ち、復職の際にアピールできる資格となっている。

 また、結婚・出産後も働き続けたい女性で、資格取得のための学習を始めていない人の理由は、「時間に余裕がないから」(70.8%)が2位の「お金に余裕がないから」(33.3%)を大きく引き離してトップ。30分ファインダーで、1日のうちどれくらい自由に使える時間があるかを聞くと7割以上(75.6%)に30分以上のスキマ時間があることが明らかに。希望実現のために、まずは自身の時間の使い方を見直してみてはいかが。

 同意識調査結果の詳細は↓
 http://www.u-can.co.jp/company/news/20100805/release100805.pdf?il=[nr]100805_pdf

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