2010年08月05日-1
タバコ、「500円」に値上げされたら禁煙が約35%

 今年10月からタバコが400円強に値上げされるが、喫煙者の約35%が「500円」に値上げされるなら禁煙しようと思っていることが、マイボイスコムが7月始めに実施した「たばこに関するアンケート調査」で分かった。調査結果(有効回答数1万3636人)によると、タバコを「現在吸っている」が21.4%、「過去に吸っていたが、現在は吸っていない」が23.8%で、これらを合わせた喫煙経験者は45.2%だった。

 現在タバコを吸っている人の1日あたりの喫煙本数は、「16~20本」が31.2%でもっとも多く、次いで「11~15本」が19.5%、「6~10本」が19.2%、「21~30本」が13.3%となった。タバコの購入場所(複数回答)については、「コンビニエンスストア」が81.3%と圧倒的に多く、以下、「自動販売機」が29.3%、「スーパー、ディスカウントストア」が22.3%、「タバコ専門店」が17.0%、「キオスク、駅の売店」が12.6%などだった。

 今年10月からタバコの値段が1本あたり5円程度値上げされることの認知度は、「知っていた」が71.3%、「知らなかった」が28.0%だった。また、今後タバコがいくら程度値上げされたら禁煙しようと思うかとの質問では、「500円」が34.6%でもっとも多く、次いで「400円」が17.1%、「350円」が9.2%などとなった。500円までの値上げで計66.8%の人が禁煙を考えるようになることが分かった。

 また、回答者全員にタバコの弊害(複数回答)を尋ねたところ、「喫煙者の健康に悪影響を及ぼす」(73.4%)、「服や部屋に臭い・汚れが付着する」(69.7%)、「受動喫煙(タバコの煙を吸い込む)」(69.6%)、「喫煙者の身体・美容への影響(体臭、歯が黄ばむ、肌の状態が悪くなるなど)」(55.9%)、「周囲の人の健康や身体・美容への悪影響」(53.8%)、「歩きタバコが危ない」(52.6%)、「金銭的負担が大きい」(52.6%)などが挙げられている。

 同調査結果の詳細は↓
 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=14413&transactionid=ec4591d9a179ef32b2b51ef5a35ecbc630c528ef

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