2010年08月02日-2
若手社会人のストレスの原因は「社内の人間関係」

 毎日コミュニケーションズ(マイコミ)が、社会人3~7年目の男女正社員を対象に7月半ばに実施した「勤務実態調査」結果(有効回答数457人)によると、若手社員の75.2%が仕事でのストレスを「感じている」と回答した。その原因(複数回答)としては、「社内の人間関係」(61.0%)がもっとも多く、次いで「仕事内容に関する不満」(57.3%)、「将来への不満」(44.8%)などが挙げられている。

 ストレスを感じる社内の人間関係(複数回答)としては、「同性の先輩」(45.7%)がもっとも多く、次いで「同性の上司」(40.5%)と「異性の上司」(40.5%)が並んだ。また、ストレスを感じている人に対し会社に行きたくないと思うことがあるかを尋ねたところ、「週に数回」が26.4%、「毎日」が25.9%となり、週に数回以上“会社に行きたくない”と思う若手社会人が5割以上を占める結果となった。

 次に、転職したいかどうかを全員に尋ねたところ、「非常にしたい」が16.2%、「どちらかといえばしたい」が31.1%、「どちらかといえばしたくない」が36.5%、「まったくしたくない」が16.2%となり、「したい」の回答が計47.3%、「したくない」との回答が52.7%と、ほぼ半数に分かれた。転職をしたい一番の理由は、「給料が少ない」(26.4%)、「やりがいがない」(13.0%)、「人間関係が悪い」(12.5%)が上位を占めた。

 最後に、朝の時間を有効に使いたいと思うかを尋ねたところ、「とても思う」が40.3%、「少し思う」が40.3%と、約8割が朝の時間を有効に使いたいと考えていることが分かった。しかし、実際には、「あまり有効には使っていない」が48.8%、「有効に使っていない」が32.2%と、約8割の人が“使っていない”と回答。朝の時間を有効に使いたいと考えていながらも、実際には有効活用できていない若手社会人が多くいるようだ。

 同実態調査結果の詳細は↓
 http://www.mycom.co.jp/news/2010/07/_cobs_online37.html

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