2010年07月22日-1
今夏は国内宿泊旅行と日帰り旅行者が増加

 楽天リサーチと楽天トラベルが全国の20~69歳の男女計1000人を対象に実施した「夏のレジャーに関する調査」結果によると、昨年の夏(7月~9月)の休暇をどのように過ごしたかと、今年の夏(同)の休暇をどのように過ごす予定かを聞いたところ、「宿泊を伴う国内旅行」が昨年の33.4%に対し、今年は42.6%と9.2ポイントもプラスとなった。「海外旅行」も昨年の7.1%から今年は8.5%に増えている。

 また、景気低迷のあおりを受けてか、昨年は「日帰りで出かけた」が31.5%だったのに対し、今年の予定では53.8%と22.3ポイントも増えており、宿泊を伴う国内外の旅行が人気であるのと同時に、お金をかけないで余暇を楽しむ日帰り旅行も多い傾向がみられた。さらに「帰省」も昨年の21.0%から今年は25.5%に上昇しており、今年は昨年よりも国内を中心としたレジャーが賑わうと予測している。

 今夏の国内旅行の移動手段については、「自家用車(マイカー)」が、「宿泊を伴う国内旅行」(48.8%)、「帰省」(60.4%)、「日帰り」(71.9%)のすべてにおいてトップとなった。「自家用車」や「レンタカー」を選択した人にその理由が高速道路料金の引下げが影響しているかどうかを聞いたところ、「非常に影響」(27.3%)と「やや影響」(39.4%)は合計66.7%と半数を上回る結果となった。

 7月~9月においてレジャーに費やす予算について、昨年と比べた変化は、「横ばい」が59.8%、「大幅・やや減らす」が23.1%、「大幅に・やや増やす」が11.7%。昨年と比較して旅行を予定している人が多い一方で、レジャーに費やす費用には大きな変動がない。今年は自動車を利用した国内旅行が比較的多いことからも、高速道路料金の休日特別料金や一部無料化から交通費を削減して余暇を楽しむのが特徴と分析している。

 同調査結果の詳細は↓
 http://research.rakuten.co.jp/report/20100716/

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