毎日コミュニケーションズが運営する働く人の仕事＆恋愛ポータルサイト「コブスオンライン」が20代社会人の男女を対象に実施した「社会人の夏休みに関する調査」結果（有効回答数461人）によると、79.4％とほぼ８割の人が「今年夏休みを取る（予定）」と回答した。夏休みを取る（予定）日数は、平均「5.7日」となり、昨年の「6.3日」に比べて、0.6日減と若干短くなっている。
さらに、夏休み期間中の予算については、「１万円以上３万円未満」が28.4％（昨年25.4％）でもっとも多かったものの、次いで「３万円以上５万円未満」が26.2％（同31.1％）、「５万円以上10万円未満」が18.0％（同16.7％）、「10万円以上」が13.9％（同12.4％）となり、予算を５万円以上に設定している人が昨年より2.8ポイント多い31.9％となった。夏休みの期間は短くなったが、予算は増加傾向にある。
理想の夏休みの過ごし方については、「海外旅行」（37.2％）、「国内旅行」（21.3％）、「帰省」（13.7％）となった。一方で、実際に予定している過ごし方については、昨年は２位だった「帰省」（26.0％）が１位となり、「国内旅行」（22.7％）、「海外旅行」（14.5％）と続いた。このように、理想は海外旅行でアクティブに過ごしたいが、実際には夏休みは帰省をして、普段会えない家族や友人と過ごそうと考えている20代の社会人が多い。
帰省するにあたっては、75.8％の人が「実家にお土産を買って帰る（予定）」と回答。お土産の予算は、「1000円以上2000円未満」が52.8％と過半を占め、次いで「2000円以上3000円未満」が23.6％、「3000円以上4000円未満」が9.7％となった。一方で、「職場に帰省先のお土産を買っていく（予定）」との回答は55.8％となり、実家へのお土産と比較すると20％も低い結果となった。
また、職場へのお土産の予算については、「1000円以上2000円未満」が52.8％ともっとも多かったものの、次いで「500円以上1000円未満」が22.6％、「2000円以上3000円未満」が11.3％となり、実家へのお土産に比べて、職場へのお土産は、購入予定者の割合も予算も少ないことが分かった。