2010年06月07日-2
商品購入、25%が「気に入ったら、高くても購入」

 マイボイスコムが5月に実施した「低価格ブランドのアンケート調査」結果(有効回答数1万3275人)によると、商品・サービスを購入・利用するときの重視点・こだわりは、「商品情報を収集・比較し、気に入ったものを安く購入する」との回答が51.5%と5割強を占めたが、「自分が気に入ったものであれば、高くても購入・利用する」が25.8%と4人に1人みられた。「価格の安さを重視する」は10.0%に過ぎない。

 ここ1年間での買い物をするときの行動や意識の変化(複数回答)については、「出費を抑えることを意識するようになった」との回答が46.4%でもっとも多く、次いで「価格が安いものを選ぶことが多くなった」が43.5%、「いろいろな店舗の価格を比較検討してから購入することが多くなった」が37.6%、「低価格の商品を扱う店を利用することが多くなった」が28.2%などで続いている。

 ここ1年間で商品・サービスを購入・利用した企業・ブランド(複数回答)では、「マクドナルド」が67.0%でもっとも多く、次いで「ユニクロ」が僅差の64.7%、「イオン」が54.7%と、これら3社が他の企業を引き離して上位となった。以下、「ガスト」(34.3%)、「イトーヨーカドー」(33.8%)、「サイゼリヤ」(30.7%)、「餃子の大将」(29.3%)、「ニトリ」(29.2%)、「吉野家」(28.8%)、「しまむら」(27.8%)などが続く。

 低価格ブランドに対する印象(複数回答)については、「親しみやすい」との回答が66.4%で圧倒的に多く、次いで「活気がある」(31.9%)、「成長力がある」(19.9%)、「柔軟性がある」(18.5%)、「信頼できる」(17.8%)などが挙げられた。また、今後も引き続き利用したい企業・ブランドは、1、2位は入れ替わったものの、利用経験と同様に、「ユニクロ」(54.4%)、「マクドナルド」(51.6%)、「イオン」(46.3%)が上位3となった。

 同アンケート調査結果の詳細は↓
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=14211&transactionid=d310f078f227367fb28cdc8c4ab3f73d58bfbb87

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