2010年04月19日-1
今年のGW期間中の連続休暇日数は平均5.4日

 今年のゴールデンウィーク(GW)は、暦どおりでは4月29日から5月5日の7日間。厚生労働省が実施した「GW期間中における連続休暇の実施予定状況調査」結果(有効回答数1116事業場)によると、全体の94.9%(1054事業場)と大半の事業場で連続休暇の実施を予定し、うち90.0%(1005事業場)が連続休暇の一斉実施を予定しているが、その「通算した」連続休暇日数の平均は5.4日となった。

 同調査は、4月16日から5月15日の30日間の対象期間中に、週休日や特別休日、年次有給休暇の計画的付与による休暇や、これらの組合せによる3日以上の連続した休日・休暇を「連続休暇」としている。連続休暇一斉実施予定事業場全体の「通算した」連続休暇日数の平均は5.4日と昨年実績を0.4日下回った。製造業の平均日数は5.9日と同0.5日、非製造業は5.0日と同0.1日ともに下回った。

 一方、連続休暇一斉実施予定事業場全体の「連続した」連続休暇日数の平均は5.4日であり、昨年実績を0.3日下回った。製造業の平均日数は5.9日と同0.4日、非製造業は5.0日と同0.1日ともに下回った。「連続した」7日以上の連続休暇を予定している事業場は22.4%と同0.7ポイント減少。なお、もっとも長い連続休暇及び「通算した」連続休暇は12日間であり、2事業場が実施を予定している。

 「通算した」連続休暇を日数分布でみると、もっとも多いパターンは1~5日を休む5日(48.6%)、次いで7日(19.8%)。業種別でみると、製造業、非製造業ともに5日がそれぞれ34.4%、63.5%で最多。GWにおける連続休暇の合計日数が昨年より増減した理由は、増加事業場(連続休暇一斉実施予定事業場の8.9%)の79.8%、減少事業場(同26.2%)の90.9%がともに「暦の関係によるもの」と回答している。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/siryo/pdf/20100416.pdf

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