2010年04月12日-1
大学生が好む企業の特徴に関する傾向~リクルート

 リクルートがこのほど発表した「大学生が好む企業の特徴に関する傾向」によると、「コミュニケーションが密で、一体感が求められる」、「ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」、「多くの人を巻き込んで仕事を行う割合が多い」などの特徴が、多くの大学生から好まれる傾向が読み取れた。これは、大学生が「好む企業の特徴」について、「経営スタイル」や「貢献と報酬の関係」などの観点で挙げた29項目を分析したもの。

 各項目についてA/Bの対立概念をおき、自身の考えとしてあてはまるものを選択する形式の回答割合を集計した。例えば、経営スタイルでは、「若く新しい企業」(27%)より「歴史や伝統ある企業」(74%)、「リスクをとり、チャレンジングな事業成長を目指している」(21%)より「安定し、確実な事業成長を目指している」(78%)、「経営者主導の事業運営」(29%)より「現場の社員主導での事業運営」(72%)が、それぞれ好まれる。

 貢献と報酬の関係では、「評価の良し悪しによって給与が大きく変化する」(37%)よりも「評価の良し悪しによって給与があまり変化せず、安定的な収入が得られる」(63%)、「入社直後から高めの給与をもらえるが、長く勤め続けてもあまり給与が増えない」(17%)よりも「入社直後の給与は低いが、長く働き続けると後々高い給与をもらええるようになる」(83%)が、それぞれ大学生の好まれている。

 ワークスタイルでは、「個人の裁量権は小さいが、ステータス感のある企業(組織)で働きたい」(61%)、「多くの人を巻き込んで行う仕事の割合が多い」(84%)、「仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」(83%)、また、コミュニケーションスタイルでは、「ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」(91%)、「コミュニケーションが密で、一体感を求められる」(92%)などが、それぞれ好まれる結果となった。

 詳細は↓
 http://c.recruit.jp/library/job/J20100407/docfile_2.pdf

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