2010年04月05日-1
「入学祝い」一人当たりの予算額は約2万5千円

 住信SBIネット銀行が、今春小・中・高・大学に入る子どもらにお祝いを贈る予定の人を対象に3月12~16日に実施した「入学祝いに関する意識調査」結果(有効回答数2115人)によると、一人当たりの入学祝いの予算額は2万5392円となった。受取側の進学先別にみると、「小学校(幼稚園等含む)」2万160円、「中学校」1万8685円、「高校」2万4381円、「大学(大学院、専門学校等含む)」4万5738円となった。

 このように、一人当たりの予算額を受取側の進学先別にみると、進学先が上級になるにつれて予算額が多くなる傾向にある。また、受取側の進学先が小学校の場合、一人当たりの予算額をあげる側の年代別にみると、「20代」1万2443円、「30代」1万2654円、「40代」1万1589円、「50代」1万6141円、「60代」3万8000円となり、60代はほかの年代の3倍程度と突出して多くなることが判明した。

 受取側の進学先が小学校の場合の入学祝いについて、自身の子どもに「現金」をあげる人は13.3%となり、「文房具・学習関連」の26.6%、「かばん類(ランドセル等)」の20.6%よりも少なくなった。一方、自身の子ども以外、例えば親戚の子どもに「現金」をあげる人は71.6%となり、次位の「文房具・学習関連」(12.5%)を大きく引き離してダントツのトップとなった。この傾向は、進学先が中学校以上でもみられる。

 60代の予算額が多いのは、両親の子どもに対する祝いの気持ちと同様、「祖父母の孫に対する祝いの気持ちの表れ」に加え、「他の年代よりも個人資産が大きいため」とみられる。また、入学祝いに、自身の子どもには「品物」、自身の子ども以外には「現金」をあげる傾向は、自身の家庭で必要となる進学時の品物は把握できる一方、他の家庭はそれが把握できないため、「現金」をあげることが考えられる。

 同意識調査結果の詳細は↓
 https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/enq_100329.pdf

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