2010年02月15日-1
「オフィス用品は中古でもよい」が多数派

 不況が続くなか、経費の削減、見直しは多くの企業にとって重要な課題となっている。オフィス商品の総合サイトを運営する「オフィスバスターズ」とアイシェアが、20代から40代の現在仕事をしている男女ネットユーザーを対象に共同で実施した「職場経費仕分けに関する意識調査」結果(有効回答数721人)によると、職場でもっとも削らないほうがいいと思う経費は、1位が「人件費」(46.3%)、2位が「残業代」(23.4%)だった。

 一方、職場でもっとも無駄が多いと思う経費は、「役員報酬」(25.1%)が最多、以下、「接待・交際費」(10.8%)、「光熱費」(10.3%)が続いた。「役員報酬」を無駄と思う理由(自由回答)は、「給料に見合った仕事をしていない」、「接待・交際費」では、「業績に反映されていない」との厳しい意見が数多くみられた。しかし、「光熱費」に関しては、「節約すればできる」、「昨今の『エコ』を反映して」など前向きな理由が大半を占めている。

 経費削減のためオフィス家具を中古品で購入することについては、88.9%と9割近くが「よいと思う」と回答し、「新品にこだわりたい」のはわずか1割ほどだった。中古品でよいと思うオフィス家具(複数選択)は、「棚」(88.1%)、「デスク」(77.8%)、「ロッカー」(76.9%)、「パーテーション」(72.6%)を始め、選択肢の大半が半数以上の票を集めた。その他の意見では、「まだ使えるなら何でも」中古でよいとする人が複数存在した。

 また、オフィスOA機器はオフィス家具に比べると少し数値は低めだが、「中古でよいと思う」とする回答が65.2%と多数派。中古でよいと思うOA機器(複数選択)は、「シュレッダー」(80.4%)がダントツで多いが、「FAX」(63.2%)、「ビジネスホン」(60.6%)、「複合機」(58.9%)も6割前後と高い数値となった。さらに、「プリンタ」(53.2%)、「PC」(51.7%)、「トナー」(51.5%)も過半となっている。

 同意識調査結果の詳細は↓
 http://release.center.jp/2010/01/1802.html

ウィンドウを閉じる