2010年02月01日-1
メルマガ、8割超がタイトルで読むか読まないか決定

 マクロミルが全国の20~40代を対象に実施した「メールマガジンに関する調査」結果(有効回答数500人)によると、企業やショッピングサイトから送られてくるメルマガの受信数は、パソコンで平均「12.2種類」、携帯電話で「4.9種類」となった。受信しているうち“いつも読む”(メールを開封し、中身まで読む)メルマガの数は、パソコンでは平均「4.9種類」、携帯では「2.6種類」という結果になった。

 3年前と比べてパソコンで受信するメルマガが「増えている」との回答は66%、一方、読まなくなったメルマガ数も「増えている」が46%。携帯で受信するメルマガ数は「増えている」が38%、いつも読む(お気に入りの)メルマガの数は「増えている」が35%とやや増加している。メルマガを読む時間は「増えている」が34%である一方、「減っている」も18%となっており、傾向が二極化しているようだ。

 受信しているメルマガを読まなくなる理由(複数回答)については、「興味のない広告宣伝が多い」が64%で最多、次いで「内容がつまらない」(53%)、「配信頻度が多すぎる」(50%)などが続くほか、「興味がなくなった」(37%)、「一回のメルマガが長い」(30%)も3割を超えており、継続して興味を持ってもらうには工夫が必要だ。また、メルマガを読んで紹介されている商品を買うことが「よくある」が3%、「時々ある」が42%となった。

 メルマガを読むときの考え方では、「タイトルを読んで読むか読まないか判断する」と回答した人が84%となった。また、「最初に見える範囲の内容で読むか読まないか判断する」も79%となっており、メルマガの開封率を上げるカギは、タイトルや冒頭内容にあるようだ。読んでないメルマガの処理方法(複数回答)は、パソコン、携帯ともに「届くたびに削除」、次いで「配信停止の手続きをする」となっている。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.macromill.com/r_data/20100125mmaga/macromill20100125.pdf

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