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6割以上が確定申告を経験~楽天リサーチ調査

税務関連情報 - 2012年02月24日

 今年も確定申告が始まったが、楽天リサーチが、全国の20~69歳の男女計1000人を対象に1月26日から27日にかけて実施した「確定申告に関する調査」結果によると、過去に確定申告をしたことがある人のうち、「自分で確定申告をした」人は全体の57.8%、「税理士などに依頼して申告した」人は8.2%で、合計66.0%と6割以上の人が確定申告を経験していることが分かった。

 申告する理由(複数回答)は、「年間10万円を超える医療費を払ったため(医療費控除)」が30.7%で最も多く、次いで「自営業・自由業(フリーランス)など、職業上必要なため」(19.7%)、「転職や退職をして、年末調整を受けていないため」(17.2%)「住宅ローンを組んでその年に住宅を購入したため」(17.1%)などの回答が続いた。確定申告を義務付けられている「給与収入が2000万円超のため」は0.9%とごく少数だった。

 一方、今年度に確定申告を行う人(予定者)は39.0%だったが、予定している確定申告の方法については、「税務署の申告会場や窓口で申告書を作成・提出」が24.6%で最多、次いで「e-Taxで申告」と「国税庁のホームページで作成し、税務署で提出」がともに13.3%で並んだ。依然主流はアナログな方法だが、今年度の「e-Tax」での申告は13.3%と、昨年の「e-Tax」を利用した人と比べて4.1ポイント上昇する。

 また、国税庁のホームページで申告書の作成ができることや、e-Taxでインターネットから申告できることの認知率は、利用者以外で8割を超えている。e-Taxを認知している人が、今年予定する確定申告の方法でe-Taxを選択しなかった理由は、「ICカードリーダライタの入手に費用がかかる」(21.3%)、「利用方法が分からない」(18.2%)、「電子証明書の取得に手間がかかる」(15.9%)が上位3位の回答となった。

 確定申告のデジタル化の利用に向けては、費用、ノウハウ、手間などが大きなネックとなっていることがうかがえる。なお、確定申告についての情報収集源は、「国税庁や税務署のホームページ」が43.9%と圧倒的に多く、次いで「税務署の窓口」(24.8%)、「家族や友人、知人」(15.2%)、「税務署庁舎外の会場(還付申告センター)」(9.3%)などとなっており、「情報収集は行わない」との回答も18.2%あった。

 同調査結果は↓
 http://research.rakuten.co.jp/report/20120221/