ゼイタックス

国税庁幹部の異動発令、新長官は川北力理財局長

税務関連情報 - 2010年08月02日

 7月30日付で国税庁幹部の人事異動が発令され、加藤治彦長官、岡本佳郎次長、伊藤洋徴収部長が辞職し、新長官に川北力理財局長、次長に田中一穂主税局審議官が就任した。課税部長は西村善嗣関東信越国税局長、徴収部長には松崎也寸志管理運営課長が長官官房付を経て、調査査察部長には藤田利彦福岡国税局長、人事課長には藤田博一課税総括課長が長官官房付を経て、税務大学校長には青木直幸財務省審議官(大臣官房担当)がそれぞれ就任した。

 国税局長は、関東信越、名古屋、大阪、広島、福岡の5局で異動。関東信越国税局長には道盛大志郎理財局次長、名古屋国税局長には氏兼裕之広島国税局長、大阪国税局長には岡本栄一庁課税部長、広島国税局長には長友哲次預金保険機構監査室長、福岡国税局長には岡田則之庁人事課長が就任。5人の異動は異例の少なさ。ここ10年間をみても2002年の7人がもっとも少ない異動数で、2004、2005、2008、2009年はすべての局長が異動している。

 留任したのは、国税庁の杉江潤審議官、富屋誠一郎審議官、税務大学校の川根誠副校長、国税不服審判所の孝橋宏所長、平沼貞次次長を始め、橋本元秀札幌国税局長、岸英人仙台国税局長、荒井英夫東京国税局長、齋藤哲哉金沢国税局長、森浩一高松国税局長、味水律夫熊本国税局長、吉田泰三沖縄事務所長。また、東京国税局長の留任は、1999年の西川和人国税局長以来となる。

 川北新長官は、1954年生れ、東京都出身。1977年東京大学法学部卒業、同年旧大蔵省入省(国際金融局総務課)、1982年園部税務署長、1995年大臣官房付(コロンビア大学客員教授)、1997年主計局主計官(地方財政、大蔵係担当)、2001年主税局税制第一課長、2005年大阪国税局長、2007年財務省審議官(主税局担当)、2009年理財局長を歴任している。